新築物件、あこがれますよね、すべてのスタートから始まるわけですから。でもちょっとまってください。多少は景気がよくなっていると言われているこの時代ですが、まだまだ先は見えません。家賃や住宅ローンは否応なくつきまわってきます。

そんな不安を取り払う方法、それは中古物件をリフォームする、という方法。建築会社につとめる方の言葉でこんな話を聞いたことがあります。新しい物件を作るときにまずは、今あるこの建物を解体するとき、「これ、全部解体する意味はあるのかな」と。マンションにしても一軒家にしても、その骨組みはちょっとやそっとで壊れるような作りはしていないのです。それらを全部解体して、また基礎をつくるって、場合によっては本当に無駄で、余計な経費がかかることも少なくありません。そういった観点からみてもリフォームは本当に理にかなった方法。内装に関しては間違いなく新品なので、気分は本当に新築そのもの。そして、お値段は、そうとうお手頃価格に抑えることができるはず。

そういったメリットから、あえて中古物件だけを見て回る若い夫婦なども多いんだとか。どんなに素晴らしい家にすんでもローン返済にアップアップしていては休まるはずのマイホームがまったくやすまりませんから。自分の身の丈にあった自宅、これからの時代そういった方法がぴったりあっているのかもしれません。