今まで住んでいた家から新しい家に引っ越しするよりも、今の家をリフォームした方が良い点はいくつかありますが、物理的なものばかりでなく、感情という意味でも良い点があります。例えば、先祖の代からその場所に住み続けている家庭なら、ずっとその場所にいたという思い出がたくさんあります。

特に高齢の人は、違う場所に移りたくない、その場所で一生を終えたいと思う人は多いです。リフォームなら、家は変わりますが、場所は変化しません。それに、ずっと住んでいる場所で、よく知っている家ですから、今まで住んできて、不便なところや不満がある点はよく分かっています。

なので、愛着のある建物を壊すことなく、どこをどうするかの具体的な案が考えやすく、より自分の理想的な家に近づけることができます。物理的な良さもあり、新築にするよりも、工事の期間は短くて済むことが多いです。部分ごとに改築していくのであれば、仮住まいを探す必要もありません。それに、あらかじめこちらで予算を立てておき、その中で改築してもらうことが可能ですし、予算に合わせて選ぶこともできます。部分で新しくしたり、改良していくので、価格面においても、安く済むことが多いです。自分がどのような間取りや設備を望んでいるのかを具体的な案にしてから、相談すると、スムーズに進めることができます。